阪神・淡路大震災以降、やや増加傾向にあったベタ基礎は、平成12年の品確法施行により、急速に普及してきました。最近では、北海道地域を除いてほぼ全国でベタ基礎が標準となっています。 それでは、なぜベタ基礎がここまで普及してきたのでしょう?
品確法では、構造体の不具合による瑕疵保証を10年間と義務づけています。そこで、保証しなければならない内容に含まれている「基礎のクラック」に対する対策として、構造上耐力の高いベタ基礎を選ぶことが多くなりました。住宅供給者、住宅購入者ともに安心感を得られるというのが急速な普及の原因でしょう。
ベタ基礎は建物の全荷重を均等に分散支持するので、造成間もない敷地や斑のある地質でも、不同沈下や基礎破断の対処策として有効です。また布基礎に比べて耐震性が高いという点も、地震大国日本でベタ基礎が重宝される所以です。
1)
ベタ基礎の寸法及び配筋については建設敷地の地盤状況を勘案のうえ、構造計画により決定すること。
2)
1階の床下地面は、建物周囲の地盤より50mm以上高くする。
3)
根入れ深さは、地盤面と基礎底盤下端との距離をいい、12cm以上、かつ、凍結深度以上とする。建物周辺部は、基礎施工後の給排水・ガス工事等による地業・地盤の損傷による建物内部への雨水の浸入を防ぐために、適切な根入れ深さとする。
4)
基礎底盤の雨水を排水するため、適切な位置に水抜き孔を設ける。
1)
布基礎各部の寸法のうち( )内の寸法は一般的な参考例である。底盤の幅の決定にあたっては荷重条件及び地盤の地耐力等を勘案して適切なものとする。
2)
横筋のうち上下主筋はD13、その他の横筋及び縦筋はD10とし、鉄筋の間隔は300mmとすることを標準とする。
3)
主筋の上端筋の位置が確保できない場合には、補助筋の頂部にフックを設けることが好ましい。
ベタ基礎は、カビの温床だった?
健康住宅づくりの基本は、十分な換気
Jotoの床下全周換気関連製品
2005.06 vol.03 健康住宅づくりの落とし穴 TOPへ