木造住宅の天敵、「腐れ」とは?
「腐れ」をもたらす木材腐朽菌の正体を暴く
腐れとカビはどこが違う?
腐れとカビは、どちらも湿気の多い環境で発生するので同じ様なものとして捉えられがちですが、実は全く違うものです。木材腐朽菌は木材の成分を分解して腐らせてしまいますが、カビは木材の表面に発生するだけで、成分を分解して腐らせることはありません。
木材の耐力に関する限りは、カビより腐れの方が性質が悪いといえます。

カビが生えていたら、注意信号!
日当たりが悪くて湿気の多いところや、結露しやすい環境では、カビが発生しやすいもの。しかもカビ自体が湿気を含んでいるので、カビの発生している箇所は、木材腐朽菌の活性化しやすい状態になるのです。カビを発見したら腐れの一歩手前と考えて、湿気除去等の対策をしましょう。

もちろんカビにも要注意!
カビやダニは、木材腐朽菌のように住宅の耐力に影響を与えることはありませんが、アレルギーや喘息など、人体への悪影響を及ぼす可能性があります。また床下や畳、タンスの裏に発生したカビは、嫌な臭いの原因にもなります。
腐朽菌とカビ・ダニ、全ての発生を予防するためには、湿度管理が効果的です。

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2005.07 vol.04 木造住宅の天敵、「腐れ」とは? TOPへ