腐朽菌の生育予防及び腐朽阻止を目的とした防腐剤を使用する場合は、防腐剤を木材の表面に塗布するよりも、加圧注入により木材の内部まで注入する方が、効果が高いと考えられます。 しかし防腐剤に使用される薬剤にはクロムや銅・ひ素化合物などの化学物質が含まれているため、環境や人体への悪影響が心配されるようになってきました。そのため薬剤の使用量を減らしたり、薬剤を用いない対策をする傾向が強まっています。
■加圧式防腐・防蟻処理木材(JAS製品)
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表示の方法
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性能区分
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性能の目安
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使用する薬剤(記号)
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| 保存処理K2 |
K2
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気候が比較的寒冷な地域における住宅部材用 |
アルキルアンモニウム化合物(AAC)
銅・アルキルアンモニウム化合物(ACQ)
ナフテン酸銅(NCU)
ナフテン酸亜鉛(NZN)
クロム・銅・ひ素化合物(CCA) |
| 保存処理K3 |
K3
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土台等住宅部材用 |
| 保存処理K4 |
K4
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土台等住宅部材用 |
上記の他、
クレオソート油(A) |
| 保存処理K5 |
K5
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屋外又は接地用(鉄道の枕木等の用途) |
クレオソート油(A)
クロム・銅・ヒ素化合物(CCA) |
防腐・防蟻処理材と同様の効力があるものに、認証木質建材(AQマーク表示品)として認証された保存処理材もあります。
■建設地別の防腐・防蟻処理及び土壌処理の適用区分
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対象
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木 材
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土 壌
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区分
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加圧注入処理木材
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現場で行う処理
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建設地
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製材の日本農林規格の保存処理K3材以上 |
塗布又は吹付けによる防腐・防蟻処理 |
土壌処理を行う |
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沖縄、九州、四国、中国、近畿の各地方及び愛知、静岡の各県 |
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関東地方及び岐阜、長野、山梨の各県 |
製材の日本農林規格の保存処理K3材以上、又はJIS規格による木材 |
塗布又は吹付けによる防腐・防蟻処理 |
ほとんどの地域で土壌処理を行う |
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福井、石川、富山、新潟、山形、秋田、岩手、宮城、福島の各県
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塗布又は吹付けによる防腐・防蟻処理 |
一部の地域で土壌処理を行う |
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北海道及び青森県 |
製材の日本農林規格の保存処理K2材以上、又はJIS規格による木材 |
塗布又は吹付けによる防腐、又は防腐・防蟻処理 |
必要に応じて土壌処理を行う |
木造建築物等防腐・防蟻・防虫処理技術指針(日本しろあり対策協会)より抜粋