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住まいのバリアフリー化の影響で、玄関土間(踏込み部分)と1階床との段差が低くなるケースが増えています。玄関土間の施工実態は、基礎が布基礎であっても、ベタ基礎であっても、土間レベルの嵩上げのための土砂の埋め戻しが行われ、この埋め戻された土と外部の土とが土間下でつながった状態になります。コンクリートの打継ぎ部分は密着度が低く、外部のポーチやテラスと内部土間床面がフラットに揃えられ、出入り口の段差を均等化するバリアフリー形態は、納まりとして木造脚部を土間に埋沈させた状態に置くことも少なくありません。
この状態はシロアリにとって、まさに絶好の環境。また、木部が劣化しやすい状態になっているということは、耐久性の観点からみて好ましくない状態と言えます。
目に見える暮らしやすさを優先するあまり、見えない床下環境への配慮を怠ると取り返しのつかない事態となる危険も潜んでいるのです。 |