自然石や木片などを基礎と木材の間にはさみこんで、構造木部材が腐れや食害を受けないよう耐久性を確保するために採られた手法で、戦前までの伝統的な木造建築に使用されていた。この間に挟む小さな部材の総称をネコという。 ネコによって建物を持ち上げることは、床下部分の換気による除湿・排湿に有効な手法として知られていた。