「パラペット屋根の結露、
雨漏り対策は万全ですか?」
試し読み
外壁通気層の出口となるパラペット屋根。
換気材を使って、効率よく湿気を排出しましょう。
【写真】パラペット天端の施工中に、通気層に雨水が入らないようにビニールテープで蓋をした状態です。通気層から上がってきた外気に含まれている湿気が、水滴となり付着しているのが分かります。通気をしないと通気層の内部結露で、これ程の水分が溜まることになります。 (コメント住宅検査関西 青山建築コンサルタント 代表佐野公則氏)
パラペットなどの笠木部は笠木の出幅が外壁よりも外側にくるため、下から吹き上がる雨による浸水リスクが高い部位です。また、日射を壁面全体で受けることにより、通気層の空気は高温になって上昇します。笠木部分に適切な通気が取られていないと、結露が生じるリスクが高まるため、雨仕舞を兼ね備えた換気材の使用をおすすめします。
しかし!換気材を導入すると、
もちろんコストUPに…。