しろあり保証1000
Joto基礎断熱工法
安心のサポート内容
Joto基礎断熱工法とは
シロアリ被害を未然に防ぎ、
をささえる
Joto基礎断熱工法
シロアリ博士に聞く
シロアリは空気が淀みジメジメとした床下を好む熱帯・亜熱帯の生物であるシロアリは、暖かい場所を好みます。70~80%の湿度で最も活動的となることから、空気が淀みジメジメとした床下、特に基礎断熱工法のように密閉された空間を好みます。逆に空気が動くと体が乾き、湿度が60%を下回ると蟻道※が壊れやすくなるので、乾いた場所は苦手です。以上のことから、床下の空気を循環し乾燥させることで、生物劣化のリスクが低くなると考えられています。
※シロアリが土や排泄物・餌の食べかすで作ったトンネル状の道
- 京都大学生存圏研究所 故吉村剛教授
- 木材・木質材料と生物との関係を研究。特に、シロアリや甲虫類、菌類による木材・木質材料の劣化機構に関する基礎的研究と、それを応用した木材保存技術の開発を手がけている。
※床下計画換気が必要です。
※玄関部にも気密パッキンを使用してください。
※本工法はシロアリ被害を完全に防止するものではなく、シロアリ被害のリスクを軽減するためのものです。弊社規定の施工要件を満たし、万が一シロアリ被害が発生した場合は弊社規定の内容に基づいて保証いたします。
Joto基礎断熱工法だから実現した充実の保証
- どちらの納まりにも対応できる保証です。
- Joto基礎断熱工法を採用することで、基礎内張断熱はもちろん基礎外張断熱でも、
躯体部分の蟻害に対して保証が可能となります。 - 保証範囲について
- 登録料・保証費用はいただきません!
- 指定部材を使用して建築した物件を対象とし、
登録料・保証費用が一切かかりません。
- たくさんの住まいに安心を届けてきました。
- 「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法」はこれまで多くの住まいに安心をお届けしてきた
「しろあり保証1000 Jotoキソパッキング工法」の実績が生かされています。
- 累計100万戸超の登録実績
- 2002年の保証制度開始以来、累計で「100万戸超(2021年9月現在)」の住宅を保証してきた「しろあり保証1000 Jotoキソパッキング工法」。現在でも年間7万戸超の住戸登録がされており、高い実績を誇っています。
- 実績とノウハウで
基礎断熱でも補償 - 40年以上にわたって皆様にご愛顧いただいている「Jotoキソパッキング工法」。その実績とノウハウに基づき、大手損害保険会社のバックアップを得て、シロアリリスクが高い基礎断熱工法でも、独自の「Joto基礎断熱工法」を確立。2017年より保証制度をスタートしました。
- グッドデザイン賞受賞
- 「しろあり保証制度」は「施工主が欲しい家は長寿命な強い家であるという要求を深く理解し、分析し、製品とサービスの融合でその要求を具体的に実現している」※3ことが評価され、2015年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」※4を受賞しました。
- ※3:審査員コメントから抜粋。
※4:「グッドデザイン・ベスト100」は2015年度グッドデザイン賞全受賞対象1337件の中で特に高い評価を得た100件に与えられる特別な賞です。
カンタンな登録方法で
10年間保証が継続。
「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法」をご利用いただくためには、
事業者登録と住戸登録が必要です。
※「しろあり保証1000 Jotoキソパッキング工法」にご登録いただいている事業者様も、新たに「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法」の事業者登録が必要になります。お近くの営業所までお問い合わせください。
事業者登録について
登録事業者の資格・条件
- 「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法」保証覚書内容に同意し、その締結がなされている事
- Joto基礎断熱工法の標準仕様[使用指定部材の施工説明書、施工留意点(注意事項)を含む。]に従い施工していただける事
- 竣工後5年以内に住宅の点検を実施いただける事
- 玄関まわりに弊社の「気密パッキン」を使用する事
- 本保証制度の
説明 -
Joto営業担当よりシステムをご案内いたします。(付則事項説明)
- 事業者登録の
手続き -
保証覚書の必要事項を ご記入いただき押印してください。
- 事業者登録手続き
完了のご案内 -
Jotoより「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法登録事業所乃証」を送付します。
- 事業者
登録完了 -
事業者登録完了後、 住戸登録が行えます。
住戸登録について
登録住戸の資格・条件
- 新築木造住宅である事
- 建築基準法令に定められた所定の検査に合格している事
- Joto基礎断熱工法の標準仕様[使用指定部材の施工説明書、施工留意点(注意事項)を含む。]に従い施工されている事
- 床下空間の結露などの発生を抑制する為、機械換気による計画換気が採られている事
- 対象住戸を登録し、保証住戸登録番号が付されている事 ※登録可能な住戸:2017年4月1日以降かつ保証適用日以降に竣工(完成)し、竣工より1年を経過していない事
- 住戸登録
-
住戸登録が行える期間は、竣工日の30日前~竣工後1年以内です。必ず住居表示の住所にてご登録ください。
- 期間:竣工日の30日前~竣工後1年以内
- 登録内容の確認
保証住戸登録証の発行 -
Jotoにて内容の確認後、登録PDFがWeb上で出力いただけるようになります。
保証住戸登録証案内文
- しろあり保証1000
Joto基礎断熱工法保証開始 -
- メンテナンス情報などを施主様にお送りする場合がございます。
- 竣工日より満10年をもって保証期間満了となります。
[保証諸条件]
住宅会社様が提供される新築住宅に
「Joto基礎断熱工法」及び
「指定2部材プラン」または
「指定4部材プラン」をご採用で
竣工後10年以内の
シロアリ被害発生に対し
累計1,000万円を補償します。
※「しろあり保証1000 Joto基礎断熱工法」をご利用いただくためには、Joto基礎断熱工法の標準仕様に適合し、使用指定部材【指定2部材プラン】基礎外周部の「シロアリ返し付き断熱気密パッキン・コーナーパーツ」基礎内周部の「キソパッキンロングもしくはキソパッキン」【指定4部材プラン】基礎外周部の「基礎断熱工法用気密パッキン」基礎内周部の「キソパッキンロングもしくはキソパッキン」「基礎断熱工法用シロアリ返し」「基礎断熱工法用断熱ブロック・断熱ブロック留め付け具」を使用している事が保証の条件となっています。
※「Joto基礎断熱工法」を標準採用している設計・施工主体者が建設し、提供する木造住宅等の物件に竣工後10年以内に蟻害が発生した場合、累計1,000万円を限度に賠償責任補償額の給付を保証いたします。
Joto基礎断熱工法
指定部材
2つのプランからお選びいただきます。
気密パッキン・断熱ブロック・
シロアリ返しが
一つになって
省施工な指定部材が新登場!
1シロアリ返し付き
断熱気密パッキン
気密パッキン・断熱ブロック・シロアリ返しが一体化した画期的なキソパッキンです。
独自の嵌合形状と専用のコーナー役物でジョイント部やコーナー部の施工が簡単です。
- A気密パッキン
- 嵌合形状で、施工時に横ずれしないので、気密漏れを防ぎ、床下を外気からシャットアウトします。
- B断熱材
- 外気の影響を受け、ヒートブリッジとなりやすい部分の結露を、断熱材で防止します。土台を湿気させないことで、土台の腐れを防ぎます。
- Cシロアリ返し
- シロアリ被害のリスクが高い基礎断熱工法。万が一の時にも、シロアリが躯体へ上がらないようにシロアリ返しでブロック!
2キソパッキン・キソパッキンロング
基礎内周部分にキソパッキンを使用することで、効率よく床下内の空気を循環させます。
機械換気をサポートし、シロアリの嫌う風通しの良い床下環境へと導きます。
指定2部材プラン 参考納まり図
- 基礎内張断熱の場合
- 基礎外張断熱の場合
- 基礎外張断熱(壁充填断熱)の場合
使用条件をご確認のうえ、
仕様をご検討ください。
対応土台寸法
105角 120角 404(204)基礎天端が水平(平滑)に仕上がっていること。(高低差3mm以内)
シロアリ返し部分が各図の通り、仕上げ面・断熱材面よりも20mm以上でていること。
- 基礎内張断熱の場合
- 基礎内張断熱の場合
(基礎内吹付断熱の対応)
- 基礎外張断熱の場合
様々な現場で対応が可能な
「Joto基礎断熱工法」指定4部材。
1基礎断熱工法用気密パッキン
基礎外周部分には嵌合形状の気密パッキンを使用。
施工時に横ずれしないので、
気密漏れを防ぎ、床下を外気からシャットアウトします。
2キソパッキン・キソパッキンロング
基礎内周部分にキソパッキンを使用することで、効率よく床下内の空気を循環させます。
機械換気をサポートし、シロアリの嫌う風通しの良い床下環境へと導きます。
3基礎断熱工法用シロアリ返し
シロアリ被害のリスクが高い基礎断熱工法。
万が一の時にも、シロアリが躯体へ上がらないようにシロアリ返しでブロック!
4基礎断熱工法用断熱ブロック
外気の影響を受け、ヒートブリッジとなりやすい部分の結露を、
断熱ブロックで防止します。土台を湿気させないことで、
土台の腐れを防ぎます。
指定4部材プラン 参考納まり図
- 基礎内張断熱の場合
- 基礎外張断熱の場合
- 基礎内外張断熱の場合
使用条件をご確認のうえ、
仕様をご検討ください。
- シロアリ返しを取り付ける
部分は基礎側に15mm以上の
貼り代が必要です。
- 基礎外張断熱+壁充填断熱には
使用できません。
- 吹付断熱は、施工上注意が必要です。
はね出し部に断熱材が付着しないよう養生をしてください。
- 断熱材が厚い場合でも
重ねて納めることが可能です。
2枚目のしろあり返しの端部は断熱ブロック留め付け具で圧着してください。
- 〇…保証適用範囲
- ×…保証適用範囲外
外張・内張どちらの納まりにも対応できる保証です
地中を移動し建物に侵入するシロアリに対し、断熱材を基礎の外側に張ることはリスクが高く、保証が難しいとされてきました。Joto基礎断熱工法を採用することで、基礎外張断熱でも躯体部分の蟻害に対して保証が可能となります。
基礎内張断熱
基礎打ち継ぎ部と水抜き孔に防蟻対策※をした場合、シロアリ返しから上の躯体部分の蟻害だけでなく、基礎内側の断熱材の蟻害に対しても保証いたします。
基礎打ち継ぎ部と水抜き孔に防蟻対策※をしない場合、シロアリ返しから上の躯体部分の蟻害に対して保証いたしますが、基礎内側の断熱材の蟻害に対しては保証いたしかねます。
基礎外張断熱
基礎打ち継ぎ部と水抜き孔に防蟻対策※をした場合、シロアリ返しから上の躯体部分の蟻害に対して保証いたします。基礎外側の断熱材の蟻害に対しては保証いたしかねます。
基礎の仕様については下記①②のいずれかとなります。
①鉄筋コンクリート造のベタ基礎(厚さ100mm以上で防湿コンクリートを兼ねる)
②布基礎と鉄筋により一体となって基礎の内周部の地盤上に一様に打設されたコンクリート
※上記②以外の布基礎については保証いたしかねます。
基礎打ち継ぎ部分に「キソ止水プレート(当社製品/別売)」の施工、または無収縮モルタルや防蟻パテの処理をすること。また、基礎を貫通する空隙がある場合は無収縮モルタルや防蟻パテの処理をすること。詳しくは別紙「施工留意点」をご確認ください。
※基礎打ち継ぎ部と空隙に上記の防蟻処理をしない場合、保証いたしかねます。