こやうらのうら話_02

気密性の低い小屋裏へ入るのは朝メシまえだシケ。

小屋裏換気で湿気を排出していても、もう一点気を付けるべきことがあります。
天井の気密層や間仕切り等の気流止めの施工がおろそかだと、室内で発生した水蒸気が小屋裏へ流入していきます。小屋裏へ「湿気を流入させない」ためには、気密層をしっかり確保することが重要です。

天井に防湿フィルムの破れを発見!全シッケー、ただちに侵入せよ。

袋入りタイプの繊維系断熱材を使用する場合は、「断熱材の隙間」「気密層の破れ」に注意して施工することが大事です。

断熱材の防湿フィルムが破れている事例

気流止めがないなんてまるで鍵のかかっていないドアみたいだシケ。

間仕切り壁上部の気流止めの施工を忘れてしまうと、間仕切り壁の中の空気が小屋裏へ侵入し、小屋裏の湿度が上昇。結露発生の原因に。

間仕切り上部の気流止めが入っていない
気流止めをしていても防湿シートが不適切な事例

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