防火・気密型天井点検口(60分準耐火構造・強化天井対応品)

- 天井点検口
防火・気密型天井点検口(60分準耐火構造・強化天井対応品)
各種告示仕様で防火試験を実施。防火被覆ラインに取り付けても 防火上の欠点にならない、60分準耐火構造・強化天井対応の天井点検口。 カタログや当ページ記載の「対応する告示仕様」をご確認いただき、本製品をご使用ください。 ※防火性能の試験は当社試験によるものです。 本製品は認定品ではございません。60分準耐火相当の性能を実証した製品です。
製品特長
防火被覆の連続性の確保

当社従来品(アルミ製)の防火性能は28分程度(当社試験値)なので、準耐火構造や強化天井においては防火被覆の連続性が確保できないことが考えられます。防火天井点検口にすることで防火被覆の連続性を確保できます。
熱膨張性シートで防火性能アップ

素材をアルミから鉄に変更し、熱膨張性シートを付けることにより防火性能を発揮。火災時に熱膨張性シートが隙間を塞ぎます。
施工の簡略化

防火被覆の連続性を確保するために、天井点検口の上に現場製作のボックス状の防火被覆を設けるなど、さまざまな方法で対応されているケースもありますが、防火被覆の措置が現場の負担になっています。本製品はボックス状の防火被覆が不要になるため、現場の施工手間削減に繋がります。
60分準耐火構造・強化天井対応

<主な対象建物>
〇木造三階建共同住宅
〇木造三階建学校
〇木造非住宅
〇強化天井採用の物件
*各種法令などに基づきご使用ください。
意匠性を追及した見付け幅のスリム化

45分準耐火構造対応品と比較して見付けを細くし、基材に塗装を施してスッキリした見た目に。
開閉時や点検中の安全性にも配慮

60分準耐火構造や強化天井は天井材が重くなるので、点検時にフタが勢いよく全開しないよう落下防止チェーンを標準装備。
*横線(ー)は対応できない仕様です。
製品シリーズ
SPC-F4545-J60- 457×457mm
SPC-F4545-J60
- 施工上の取扱いと注意事項
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- 天井面以外に使用しないでください。変形や破損の恐れがあります。
- 点検口に重量物(カメラ・スピーカー等)を取り付けないでください。落下の恐れがあります。
- 点検口は概ね90°以上、大きく開けないでください。落下、変形および破損の恐れがあります。
- 浴室などの湿気の多い場所や屋外での使用は避けてください。性能・品質に影響が出る恐れがあります。
- 開口寸法をお守りください。
- 開閉の際には、十分注意し、スライドロックを確実に閉めてください。
- 天井材はめ込み後はフタが重いため、取り付け時や点検時の開閉の際は注意してください。
- フタを閉める際は必ず落下防止チェーンを取り付けてください。
- 塗装品ですので、意匠面が傷つかないよう注意してください。
- 本製品の仕様・価格等については予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
よくあるご質問
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Q
天井点検口を浴室内に使用できますか?
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A湿気の多い場所でのご使用はお控えください。
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Q
天井点検口は各々どのような特徴がありますか?
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A意匠面や気密性能、防火対応の有無に違いがあります。
・高気密型天井点検口(クロス貼りタイプ)(品番末尾D)
枠に直接クロスが貼れますので、カラークロスなどの現場で点検口の存在を目立たなくさせることが可能です。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA4相当(自社試験値)です。
・高気密型天井点検口(品番末尾B)
枠がホワイト色の樹脂シングルフレームとなっており、すっきりした仕上がりです。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA4相当(自社試験値)です。
・気密型天井点検口(品番末尾A)
ホワイト色のアルミフレームになっています。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA3相当(自社試験値)です。
・防火・高気密型 天井点検口(45分準耐火構造対応品)(品番末尾J45)
45分準耐火構造対応品で、意匠面や気密性能は高気密型天井点検口(品番末尾B)と同等です。
・防火・高気密型 天井点検口(60分準耐火構造対応品)(品番末尾J60)
60分準耐火構造対応品で、意匠面はスリムな見付け幅で2色ご用意。
気密性能はJIS A 4706(サッシ)のA3相当(自社試験値)です。