防震吊木
製品特長
2階からの振動をカット
2階床から1階天井へ伝わる振動をカットする画期的な構造。
在来軸組工法
天井フトコロ寸法が広い場合でも使用でき、梁部材寸法の取り付け事情にも対応できる吊止めと、360°回転できる野縁受にレベル調整用のバックルリングの操作性により施工の自由度を高めます。
枠組壁工法
従来型の吊天井では難しい、天井フトコロのロックウール(50mm)の置敷や天井裏の電気配線作業等も天井梁が不要になり効率よく施工可能。また従来の天井梁方式では難しい野縁(天井面)のレベル調整が容易で、床根太(210)下端と野縁(40mm角)上端のクリアランスも自在に調整可能。
※省令準耐火の物件にご使用の場合
住宅金融支援機構承認特記仕様書をご用意しております。また天井下地は、住宅金融支援機構の「木造住宅工事仕様書」に準じて施工してください。
製品シリーズ
TH-10
TH-30
- 施工上の取扱いと注意事項
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- 省令準耐火の物件にご使用の場合、住宅金融支援機構の「木造住宅工事共通仕様書」「枠組壁工法住宅工事共通仕様書」に準じて施工してください。
- 省令準耐火構造の仕様のうち、天井を吊天井とする場合の仕様については、ホームページ記載の「省令準耐火構造特記仕様書」をご使用ください。
- 防振吊木は材質上、接着剤の効果は望めません。接着剤の使用は避けてください。
- 防振吊木に対して、必要以上の打撃を加えないでください。
- 2階根太には取り付けないでください。(TH-10)
- 吊止めを上に、野縁受けを下にして使用してください。
- 防振吊木を取り付ける際は、釘(CN-65)かビス(4φ、L=50mm以上)を上下各2本、計4本にて固定してください。
- 防振吊木は必ず垂直に取り付けてください。施工後、天井面のタレ下がりや防振吊木の破損につながる恐れがあります。
- 設備機器(エアコン)等の天井吊具として使用する場合は、木部材の介助を行ってください。(TH-10)
- 本製品の仕様・価格等については予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
よくあるご質問
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Q
TH-10を枠組壁工法に、TH-30を在来軸組工法に使用することは可能ですか?
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A特に問題はございません。
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Q
防震吊木はどれくらいの性能が期待できますか?
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A防振吊木には振動派を吸収する働きがありますが、
吊木単体だけでなくその他の構造にもよりますので一概に申し上げることはできかねます。 -
Q
防震吊木の長さが足りない場合は?
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A木材を添吊木として継いで使用してください。