防火・高気密型 天井点検口(45分準耐火構造対応品)

- 天井点検口
防火・高気密型 天井点検口(45分準耐火構造対応品)
防火被覆ラインに取り付けても 防火上の欠点にならない、45分準耐火構造の天井点検口。 45分準耐火構造でお使いの場合は、告示(※)の仕様に則った天井材をご使用ください。 ※平成12年建設省告示第1358号第3号の三のロ 防火性能の試験結果は当社試験によるものです。 本製品は認定品ではございません。45分準耐火相当の性能を実証した製品です。
製品特長
防火被覆の連続性の確保

当社従来品(アルミ製)の防火性能は28分程度(当社試験値)なので、準耐火構造や強化天井においては防火被覆の連続性が確保できないことが考えられます。防火天井点検口にすることで防火被覆の連続性を確保できます。
熱膨張性シートで防火性能アップ

素材をアルミから鉄に変更し、熱膨張性シートを付けることにより防火性能を発揮。火災時に熱膨張性シートが隙間を塞ぎます。
施工の簡略化

防火被覆の連続性を確保するために、天井点検口の上に現場製作のボックス状の防火被覆を設けるなど、さまざまな方法で対応されているケースもありますが、防火被覆の措置が現場の負担になっています。本製品はボックス状の防火被覆が不要になるため、現場の施工手間削減に繋がります。
45分準耐火構造対応

<主な対象建物>
〇木造戸建て住宅
〇木造二階建共同住宅
〇木造非住宅
*各種法令などに基づきご使用ください。
シングルフレームを採用

化粧面の枠は、ホワイト色のシングルフレーム。樹脂一体型のシンプルなデザインで空間に調和します。
高い気密性を確保

逃げ込み代を設けて気密材の弾性を維持。
JIS A 4706(サッシ)の気密性等級A4相当(自社試験値)の高い気密性能。
製品シリーズ
- SPC-F4545-J45
- 457×457mm
SPC-F4545-J45
- 施工上の取扱いと注意事項
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- 浴室等の湿気の多い場所や屋外でのご使用は避けてください。製品の品質が維持できない恐れがあります。
- 高気密型天井点検口用断熱材と組み合わせてご使用頂けます。
- 化粧面は樹脂製ですので、火気の使用や洗剤の使用に注意してください。化粧面が変形したり、傷つく恐れがあります。
- 壁面および天井面以外に使用しないでください。変形や破損の恐れがあります。
- 点検口の枠にのらないでください。落下、変形および破損の恐れがあります。
- 点検口は概ね90°以上、大きく開けないでください。落下、変形および破損の恐れがあります。
- 点検口に重量物(カメラ・スピーカー等)を取り付けないでください。落下の恐れがあります。
- 開閉の際には、十分注意し、施錠は確実に行ってください。
- 天井下地枠は、指示している寸法以下にならないように開口部を開けてください。
- 本製品の仕様・価格等については予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
よくあるご質問
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Q
天井点検口を浴室内に使用できますか?
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A湿気の多い場所でのご使用はお控えください。
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Q
天井点検口は各々どのような特徴がありますか?
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A意匠面や気密性能、防火対応の有無に違いがあります。
・高気密型天井点検口(クロス貼りタイプ)(品番末尾D)
枠に直接クロスが貼れますので、カラークロスなどの現場で点検口の存在を目立たなくさせることが可能です。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA4相当(自社試験値)です。
・高気密型天井点検口(品番末尾B)
枠がホワイト色の樹脂シングルフレームとなっており、すっきりした仕上がりです。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA4相当(自社試験値)です。
・気密型天井点検口(品番末尾A)
ホワイト色のアルミフレームになっています。
また、気密性等級はJIS A 4706(サッシ)のA3相当(自社試験値)です。
・防火・高気密型 天井点検口(45分準耐火構造対応品)(品番末尾J45)
45分準耐火構造対応品で、意匠面や気密性能は高気密型天井点検口(品番末尾B)と同等です。
・防火・高気密型 天井点検口(60分準耐火構造対応品)(品番末尾J60)
60分準耐火構造対応品で、意匠面はスリムな見付け幅で2色ご用意。
気密性能はJIS A 4706(サッシ)のA3相当(自社試験値)です。