シロアリの基礎知識 住まいの天敵、シロアリから住まいを守るには

木造住宅にとって懸念すべき問題のひとつがシロアリ被害です。
このページでは、シロアリの生態の解説や、シロアリ被害を防ぐためのお役立ち情報をご紹介します。

シロアリの被害を防ぐには?

シロアリによる被害を防ぐための方法とは?

【 シロアリの好む環境 】
一般的に言われているようにシロアリは湿った環境を好みます。シロアリの表皮は大変薄く、乾燥に弱いため、蟻道や蟻土、巣などを作って乾燥を防ぎ一定の温度と湿度を保った環境を整えて生息しています。
 特にヤマトシロアリは水を運ぶ能力が低いため、湿った木材を好んで食害します。イエシロアリは水を運ぶ能力が高く、場合によっては乾燥した木材も食害することがあります。

【 シロアリを防ぐポイント 】
それでは、住宅の被害を防ぐには一体どうすればよいのでしょうか?
  1. 木材を乾燥させ、乾燥状態を維持する。
  2. 床下の換気が十分に行えるようにする。
  3. 防蟻性の高い樹種(ヒノキ・ヒバ等)を使用する。
  4. 木部をコンクリートや土と接しないようにする。
  5. ベタ基礎等のように土間をコンクリートで覆う場合は、コンクリートに隙間ができないようにする。
  6. 基礎に穴を開ける配管等の場合、配管とコンクリートの隙間を必ず塞ぐ。
  7. 加圧注入処理された木材等を使用する場合は、加工部分には確実に処理を施す。
  8. 発泡系の断熱材を使用する場合は、直接土と触れないようにする。

住宅金融支援機構が定める土台の防腐・防蟻処置

住宅金融支援機構では、下記に定める土台の防腐・防蟻措置を実施することを求めていますが、より確実に、そしてより安全にシロアリをシャットアウトするためには、敷地の状況や建物の納まりに応じて、あらかじめ防腐・防蟻措置に関する選択肢を複数持っておくことも大切です。

  1. 土台の防腐・防蟻措置(北海道及び青森県にあっては防腐措置のみ)は、次のいずれかによる。
    1. ひのき、ひば、べいひ、べいひば、くり、けやき、べいすぎ、台湾ひのき、こうやまき、さわら、ねずこ、いちい、かや、ウェスタンレッドシーダー、インセンスシーダー又はセンペルセコイヤを用いた製材、若しくは、これらの樹種を使用した構造用集成材又は構造用単板積層材を用いる。
    2. JASで定める保存処理性能区分K3相当以上の防腐・防蟻処理材(北海道及び青森県にあってはK2相当以上の防腐処理材)を用いる。
  2. 土台に接する外壁の下端には水切りを設ける。

※(独)住宅金融支援機構監修「木造住宅工事仕様書」より抜粋